PC操作は断然マウスよりキーボード派のおかぺーです。
なにそれすごーいを通り越してキモがられるExcelショートカット集です。
実用度(※1)の高い順に紹介します。
◆Office365 Excel(Win版)2019.05.01時点
はじめに今回ご紹介するショートカットキーの一覧
項番 | ショートカットキー | 効果 |
1 | (セル内の文字列を選択し、) Ctrlキー 足す 5(ご) |
取り消し線の追加 |
2-1 | (単一もしくは複数の行を選択し、) Ctrlキー 足す +(プラス) |
シートの行追加 またはコピーした行の追加 |
2-2 | (単一もしくは複数の列を選択し、) Ctrlキー 足す +(プラス) |
シートの列追加 またはコピーした列の追加 |
3-1 | (単一もしくは複数の行を選択し、) Ctrlキー 足す -(マイナス) |
シートの行削除 |
3-2 | (単一もしくは複数の列を選択し、) Ctrlキー 足す -(マイナス) |
シートの列削除 |
4 | Altキー 足す H(エッチ) 足す H(エッチ) | セル背景色の変更 |
5 | Ctrlキー 足す _(アンダースコア) | 選択範囲の罫線を削除 |
6 | Altキー 足す H(エッチ) 足す F(エフ) 足す C(シー) | 文字色の変更 |
7 | (複数のセルを選択した状態で、) Altキー 足す H(エッチ) 足す M(エム) 足す C(シー) |
セルを結合して中央揃え |
8-1 | (半角モードの状態で、) Shiftキー 足す スペース |
行の選択 |
8-2 | (半角モードの状態で、) Ctrlキー 足す スペース |
列の選択 |
(※1)ターゲットは、あなたの自席に集まってきた人たち。あなたのディスプレイに注目が集まる中、これらのショートカットを無表情かつ確実に発動することで、「こ、こいつ…」と思わせることができる。
1.取り消し線の追加
(セル内の文字列を選択し、)Ctrlキー 足す 5(ご)
シンプルですが、知らない人かなり多いです。
今日はこれだけでも覚えて帰っていってもらいたいです。
2.シートの行/列追加
(単一もしくは複数の行/列を選択し、)Ctrlキー 足す +(プラス)
管理台帳の末尾を増やす時とかに連打すると便利です。
【シートの行/列追加】
①項番2の行を選択した状態で、「Ctrlキー 足す +(プラス)」
②選択していた行(項番2)の1行上に行が追加される。
また、行をコピーした状態でこのショートカットを発動すると、「空白の行ではなくコピーした行を」追加します。
【コピーしたシートの行/列追加】
①項番4の行を「Ctrlキー 足す C(シー)」でコピーし、項番2の行を選択している状態。
その状態で、「Ctrlキー 足す +(プラス)」
②選択していた行(項番2)の上に項番4が追加される。
応用して、行を切り取りした状態でこのショートカットを発動します。すると、切り取った行を貼り付けます。これも表の行の順番を入れ替えるときなんかに意外と便利です。
【切り取りしたシートの行/列追加】
①項番4の行を「Ctrlキー 足す X(エックス)」で切り取り、項番2の行を選択している状態。
その状態で、「Ctrlキー 足す +(プラス)」
②選択していた行(項番2)の上に項番4が追加される。
また、もともと存在した項番4は削除される。
3.シートの行/列追加
(単一もしくは複数の行/列を選択し、)Ctrlキー 足す -(マイナス)
追加の反対です。たとえば台帳の末尾に余裕を持たせて空の行を作っていた時の行数の調整によく使います。
4.セル背景色の変更
Altキー 足す H(エッチ) 足す H(エッチ)
賛否両論あるAltキーのショートカットシリーズです。
ここで発動に手こずると、一番聞きたくない言葉「マウスでやりゃよくない?」を浴びせられるので、使用の際は細心の注意を払うように。
背景色の変更は、発動頻度の高さと打ちやすさ・覚えやすさの観点から覚えておいて損はないです。
【セル背景色の変更】
①B3:D3を選択している状態。
その状態で、「Altキー」を押下。ファイルやホームの横にアルファベットが表示される。
背景色の変更は「ホーム」の中にあるため、「H」を押下。(赤枠部分)
②ホームの各アイコン横にアルファベットが表示される。
更に、「H」を押下。(赤枠部分)
③好きな色を矢印キーで選択し、Enter。
5.選択範囲の罫線を削除
Ctrlキー 足す _(アンダースコア)
罫線まわりはショートカットキーと相性悪いです。
「Ctrlキー 足す &(アンパサンド/アンド)」で引けなくもないですが、
マウス使ったほうが早いです。
唯一、罫線の削除だけは、ショートカットの意味を成せそうです。
想定シーンとしては、
もともと左側に表があったが、不要になったため、削除したい。
だが、右側に文字列があるため、行ごと削除は難しい。
といった場合に、
表に入力されていた値をすべて削除。
その後、罫線の削除。
やっぱりマウス使ったほうが早いかもしれないです。
①想定シーンはこんな感じ。表だけ消したい。
②表内の文字列はバックスペースで削除し、「Ctrlキー 足す _(アンダースコア)」で罫線を削除。
6.文字色の変更
Altキー 足す H(エッチ) 足す F(エフ) 足す C(シー)
セル背景色の変更と同様。ただし、エッチエッチに比べると少し覚えづらい。
7.セルを結合して中央揃え
Altキー 足す H(エッチ) 足す M(エム) 足す C(シー)
これもショートカット度で言えば、かなり怪しい。ただ、意外とウケが良いので、パフォーマンスとしては重宝する。
8.行/列の選択
(半角モードの状態で、)Shiftキー/Ctrlキー 足す スペース
個人的には、行/列追加や削除と組み合わせて割りと頻繁に使う。
だが、全角モードのまま発動すると、選択していたセルにスペースが入るという事故を起こしかねないため、実用度は低目としている。
ショートカットキーはスピードだけでなく、矢印キーで対象を選択できることが多いので、今回で言うと、間隔の狭い行/列を選択しやすくなる点では良く使える。
以上です。