ポイント:iPad以外の選択肢を知らない人が多いです。あなたがもしiPhoneを持っているならSurfaceを選んだ方が良いケースがあります。
オカンの皆さん。
iPadの購入を検討していますか?
最近は、おうち時間が増えて、ビデオ通話やYoutubeで動画を見る時間が増えて、「スマホだと画面小さいな・・・」と思ってiPadの購入に踏み切る方が多いそうです。
ですが、
「本当にiPadが最適な選択ですか?」と聞かれて、自信をもって答えられるオカンは少ないと思います。
今回は、iPadを買う前にあなた自身がiPadをどう使おうとしているかをしっかりと理解し、自信をもってiPadを選んだと思えるようになってもらいたいと思います。
また、使い道次第では、私がおすすめする「Surface(サーフェス)」を選んだ方が良い理由をご紹介します。
難しい言葉は使いません
iPadやiPhoneの情報のサイトって、聞きなれない用語が多くて正直内容が入ってこない!というオカン。多いのではないでしょうか。
例:「デバイス」とか「端末」とか「スマホ」とか全部おなじ「iPhone」のこと言ってますからね。
例:「タップ」とか「スワイプ」とか日常生活からかけ離れていて直感的じゃないですよね。
今回は、そういった難しい言葉は最大限排除して、紹介していきます。それでも分からない表現があれば、問合せフォームかTwitterよりご質問ください。
iPad適性診断
冒頭でもお伝えしましたが、あなたにとって本当にiPadが最適な選択かを確認していきましょう。
チェックがついたら、カッコの中の数字を足してください。
あなたが期待するiPadの用途は?
ビデオ通話をしたい(5点)
WordやExcelを使いたい(5点)
大きな画面でSNSをしたい(0点)
大きな画面で動画を見たい(0点)
古いパソコンの代わりにしたい(15点)
スマホを覚えたきっかけに今後色々やってみたい(10点)
動画編集をやりたい(マイナス10点)
お絵かきをしたい(マイナス3点)
【適正結果】1点以上の場合はSurfaceの方が良い
1点以上のあなたは、iPadよりもSurfaceを選んだ方がより、満足できると言えます。点数が高ければ高いほどそう言えます。
ここからは、iPadとSurfaceを比較していきます。
Surface(サーフェス)とは?
Surfaceは、2 in 1 PCと言います。
パソコンでもあって、タブレットでもある。という意味でこう呼ばれていますが、本当の正体は、パソコンです。
付け加えるとしたら、キーボードなしでも使えるから、さまざまな体制・さまざまな場所で使えて、画面を触って動かすことができるパソコンです。
パソコンの中でもSurfaceをお勧めする理由は、さまざまな体制・さまざまな場所で使えて、画面を触って動かすことができるからです。今までのノートパソコンはいくら薄くてもキーボードの分、大きく、重いものでした。それが、キーボードなしで使えるようになったSurfaceは、まさにパソコンとタブレットの良いとこ取りなのです。
iPadとは?
iPadは、タブレットと言います。
その正体は、画面が大きなスマホ(iPhone)です。近年、iPadをパソコンに近づけようと新しい機能を取り入れていますが、それでも今の時点では、スマホと大きな差別化が出来ていません。
用途別の比較
では、先ほどチェックいただいた項目をもとに、iPad、Surfaceを比較してみましょう。
ビデオ通話をする
タブレットとパソコンでは、さまざまな「ITサービス」を使うときの「使い勝手」が違います。
大変失礼いたしました!!
ITサービスとは、ITを通して価値を得るもの、分かりやすい例で言うと、LINEやInstragram、Zoom、Word、iTunesなどのことを指します。
(スマホでインターネットを使ってコミュニケーションをとったり、パソコンを使って劣化しない写真(データ)を保存したりとITを使って価値を得ていますよね。)
その使い勝手の違いの一つめは、ITサービスの見た目の違いです。Zoomのミーティング画面を例にみてみましょう。
PCの場合、これだけ大人数の参加者を同時に表示することができます。
出典元:ギャラリービューでの参加者の表示
一方、iPadは最大で9名までの表示です。(ちなみにiPhoneは4名までです。)
出典元:ギャラリービューでの参加者の表示
このように、大人数でのビデオ通話には、見た目の使いやすさの点でパソコンの方が有利です。
また、見た目以外にも、ITサービスの機能が違います。
一般的に、スマホやタブレットよりもパソコンの方がより多くの機能を持っていることが多いです。たとえば、パソコン版のZoomの最大の魅力は、音声ありの画面録画ができることです。 iPadでは、iPhoneと同様に音声ありの録画ができません。
iPhoneの画面録画については、詳しくは以下の記事を参考にしてください。
WordやExcelを使う
WordやPowerPoint、Excelと言ったOffice製品を使うことを期待している場合、圧倒的にパソコンをお勧めします。
理由としては、ビデオ通話と同様に見た目と機能が違いますが、その違いが与える影響はビデオ通話よりもはるかに大きく、これまでにパソコンでOfficeを使ったことがある方であれば、iPadのOfficeは全く新しいものを1から覚える感覚に近いです。
もしも、「スマホに近い使い勝手だから」という理由でiPadを選んでいるのでしたら、Officeには過大な期待はしない方が良いです。なぜなら、Officeを使うことを前提にするのであれば、「パソコンに近い使い勝手」であることを優先すべきだからです。この二つは相反するため、両方をかなえることは不可能です。
スマホより大きな画面でSNSを使い、情報・動画を発信する/見る
iPadの購入を検討するきっかけの多くは、スマホだと画面が小さいからだと思います。目的がそれだけなのであれば、iPadでもSurfaceでもどちらでも大差ありません。
一般的なSNS(Twitter、Instagram)や動画配信サービス(Youtube、Hulu、Unext)であれば、基本的にどちらでも同等のことができます。
強いて注意する点があるとすれば、SNSにもっとも適しているのはスマホだという事です。理由は、スマホの持ち運びやすさにあります。
多くの方は、SNSでは文字だけでなく、写真を撮って送ると思います。この写真を撮るという行為が、タブレットとの相性が良くありません。実際にiPadとSurfaceを持ってカメラを構えてみると分かりますが、スマホのように気軽に安定して撮影することは難しいです。また、個人的な経験ですが、スマホは毎日持ち歩きますが、タブレットは毎日持ち歩くには少し大きいです。そういった点で、スマホの画面が小さいから画面の大きなタブレットを買うという選択は、間違っていませんが、完全にスマホの代わりになるわけではありません。
パソコンが古くなったからiPadに買い替えたい
この考えは、非常に危険です。なぜなら、繰り返しになりますが、iPadは大きいスマホであって、パソコンではないからです。
たとえば、今のパソコンでiPhoneのバックアップをとっているのであれば、iPadにはこれができません。また、パソコンで当たり前にやっている写真やExcelファイルなどのファイルをフォルダに入れると言った操作は、最近のiPadでは出来るようになりましたが、使い勝手が真新しいため、慣れるまでに非常に時間が掛かります。古くなったのであれば、新しいパソコンを買いましょう。
スマホの使い方を覚えてきたからもっと新しいことをやってみたい
iPhoneを使ってビデオ通話やSNSが出来るようになったから、もっと高性能なiPadを使って新しいことをやってみたい!と思っているのでしたら、パソコンをお勧めします。
冒頭にお伝えした通り、iPadは大きいスマホです。つまり、iPadで新しいことをやりたいのであれば、スマホでも出来るので、スマホではじめれば良いです。
一方、パソコンであれば、スマホにはないITサービスがたくさんあります。身近な例だと、ビデオカメラを繋げて動画を取り込むことはパソコンにしか出来ません。また、より高度な使い方だと、プログラミングをしてスマホアプリを作ることはiPadでは困難です。
動画を編集したい
自分で撮った動画を編集して、音声を付けたり、加工して特殊効果を付けたりしたい方は、断然iPadをお勧めします。
タブレットは感覚的に操作できるアプリを数多く揃えていますが、おすすめはiMovieです。無料で使えますし、Appleのアプリというだけあって、iPhoneに慣れている方が扱いやすい画面構成になっています。
また、iMovieはiPhoneでも無料でダウンロード出来ますので、iPhoneで撮影した動画をまずはiPhoneで簡単に編集して、仕上げをiPadで整えると言った使い方もできます。
ちなみにSurfaceはパソコンなので、専門性の高いソフトを扱うことができますが、新しく使い方を覚えなくてはいけません。もう一点覚えておく点として、Surfaceはパソコンの中では小型であるという点です。平均的なパソコンの画面サイズにあわせて作られたソフトは、Surfaceでは小さく表示され、見づらいと感じることがあります。この辺りは、別売りのディスプレイを買い足して対処する事もできますが、小型がウリのSurfaceにディスプレイを接続すると言うのは、本来の使い方とは少し違うと感じます。
お絵描きしたい
ペンを使ってお絵描きをしたい方は、iPadがおすすめです。
Surfaceペンの使い勝手も決して悪くはありませんが、Apple Pencil(第2世代)
に比べると直感性に超えられない壁を感じます。ただ、Apple Pencilを一度も触ったことがない方がSurfaceペンを触る分には、何も不便は感じないと思います。本当にそれくらいの差なんですが、お絵描きを本格的にしたいのであれば、iPadを選んでおけば間違いはないです。
値段の比較
性能の良いiPad Proを選ばないのであれば、SurfaceよりもiPadの方がいくらか安いです。
値段はよく変わるので、最新の情報は以下から確認をお願いします。
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Surfaceの意外なおすすめポイント
それは、Surfaceの中身がWindowsであることです。
Windowsであることのメリットは「ビジネスシーンでの主流のシステム」であるという点です。
どういう事かと言うと、悩んだらお子さん、お孫さんに頼るのでなく、オトンを頼ってあげてください。男は機械も頼られる事も大好きです。きっと喜びますよ笑
まとめ
整理します。iPadをどのように使おうとしているかによって、iPadを選んだ方が良いか、もしくはSurfaceを選んだ方が良いかを説明しました。
iPadを選んだ方が良い方は、芸術的な使い方を期待している方です。
・動画編集をやりたい
・お絵かきをしたい
iPadよりSurfaceを選んだ方が良い方は、ITサービスをより効率的に、機能的に使うことを期待している方です。
・ビデオ通話をしたい
・WordやExcelを使いたい
・スマホを覚えたきっかけに今後色々やってみたい
また、SNS利用が目的であれば、iPadであってもSurfaceであっても大差ありません。SNSはスマホで使うことを前提に設計されていることが多いからです。
・大きな画面でSNSをしたい
・大きな画面で動画を見たい
注意点として、iPadは古いパソコンの代わりにはならないと考えて下さい。タブレットとパソコンは、別物です。
・古いパソコンの代わりにしたい
漠然とiPadが欲しいと言われていた方は、今のスマホの使い方から見直してみても良いかもしれません。その際は、以下の記事も参考にしてみてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
以上です。