子供たちが家にいるとZoom会議で音が入らないか気になって集中できないわ。
仕事部屋がないと音漏れが気になるよね。買うだけで自宅で防音できるアイテムを紹介するよ。
本記事では「ボイスシャットを使って防音してみた感想」を中心に紹介。ネットでほとんど公開されていない動画を使って効果を検証しています。
- 仕事部屋がなくて音が気になっている方
- 自宅でとにかく集中したい方
- テレワーク環境に悩みを抱えている方
はじめに
このブログのコンセプトはオカンに伝わるITブログです。
そのため、専門用語など難しい言葉は最大限排除して紹介していきます。それでも分からない表現があれば、問合せフォームか𝕏よりご質問ください。
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ボイスシャットは安価で手に入る防音BOX
「防音BOX」と言ってもなじみのない方の方が多いとおもうので
実物を見てください。これです。
この中に顔を突っ込むことになります。
そうすると、静かになります。単純明快な商品ですが、これが結構いいんです。
ボイスシャットの利用シーン
元は2020年のテレワーク真っ盛りの時代に生まれた「ウィズコロナ」のためのツールです。
オフィスでの利用を想定して法人向けの広告が多いのですが、宅録界隈やYouTubeなどの配信者の方に目を付けられ、予想外(?)に個人からの注目を浴びています。
一日おくれてインスタを更新しました🙇🎙
— ひろと ひろ(Hiroto Hiro)🧻声優 (@Hiro_and_Hiro_) September 23, 2020
神戸ダンボールさんのボイスシャットを買ったのですがメチャ良くてウキウキしている‼️というハナシです🥳‼️🎶🎶
そして2枚目は"""サブカル"""を身に纏ったワタシデス#ひろとひろ#日記 #写真日記#インスタ #Instagramhttps://t.co/KyRh7inBuc pic.twitter.com/iObmmEq8q5
ボイスシャットのサイズ
ボイスシャットの商品ページで公表されているサイズです。
実際のボイスシャットは想像以上に大きいです。
注意点としては、
・机の奥行き
・保管場所
この二点はしっかりと確保したうえで購入することをおすすめします。
2歳の子供が入れます。
机に乗せるとこんな感じです。
スペース的にはテレキューブに近いくらいの広さを確保できます。
製品仕様はAmazonの商品ページをよくご確認ください。
梱包イメージ
商品サイズは大きいですが、梱包サイズは当然さらに大きいです。
大型家具並みの運ばれ方をしてきます。
内側はスポンジになっています。とにかくでっかいです。
内容物です。
匂いに関する注意書きが入っていました。
ウレタンマスクを愛用していたせいかまったく臭さは感じませんでした。
組み立て方
30秒もあれば組み立てることができます。
大きな2枚の板(段ボール)にそれぞれトランプの柄が書いてあり、同じ柄を重ね合わせます。
板を重ね合わせたら、雄雌のマジックテープを貼り付けます。
このマジックテープはかなり強力で、丁寧に扱わないと段ボールが一部剥がれたとレビューにありました。
我が家では常にセットしておくスペースはないので、使用するときに毎回この工程を踏みます。
今のところ段ボールが破れたりする兆候は見られません。
ボイスシャットを買った感想
買った方の感想はAmazonのレビューなどでも見れますが、この記事では動画音声や画像を使ってボイスシャットをレビューしていきます。
率直な感想は、使い勝手は考える必要があるが買ってよかったと思っています。
買った理由
我が家は仕事部屋がない2LDKです。
普段は子供たちがいない寝室や子供部屋で仕事やココナラの対応をしています。
本業もクライアントワークのため、相手に失礼にならないよう配慮する必要があります。音声通話をする際の音問題をなんとかしたいと思っていました。
特に、以下の3点が気になっていました。
- 賃貸マンションのため隣のリビングの音が筒抜けになる
- テレワークの会議中に子供達の声が入る
- 自宅に集中できるスペースがほしい
数十万する防音部屋も本気で考えましたが、家を建てる予定があったため今の家ではあまりお金をかけたくなかったのです。
家が賑やかなのは良いけどどうしても静かにしないといけないシーンはあるよね。
ボイスシャットの防音効果
あまり検証している動画音声はなかったためたっぷりお届けしたいと思います。
ちなみに商品ページには約1/2の防音性能を感じることができるとあります。
結果は果たして?
まずはiPhoneのスピーカーから着信音を鳴らしてみます。
iPhoneの音量はMAXです。ボイスシャットの中では音割れしてしまうほどの音量。
ボイスシャットの外に出てみると音量が下がり、かなり曇ったように感じます。
さらに2歳娘の声が聞こえてきました。実は録画している時に真横で娘が遊んでいます。
反対に、箱の中では娘の声が小さく曇って聞こえます。
続いて、AnkerのスピーカーからYouTube の音声を出力しています。(iPhone(iOS)の歴代デフォルト着信音集 - YouTubeの音源をお借りしました)
今回も音量は大きめに設定していますが、ボイスシャットの外に出て少し離れると箱の中の音が半減していると感じます。
外へ音が漏れなくなるのはもちろん、箱の中にいると外の音が聞こえないのがよく伝わると思います。
最後にMacBookの本体スピーカーから出力しています。(Microsoft Teams 着信音 - YouTubeからお借りしています)
今回は音量を控えめにし、オフィスと同じくらいの音量にしています。
箱の外に出るとかすかに聞こえるくらいの大きさにまで絞れているのがわかると思います。
通常利用の音量であれば、防音効果はあると言ってまったく問題ないと思います。
テレワークで使用した感想
- 狭い空間が思った以上に集中できる
- 中にしっかり入れば結構防音できる
- 身体が疲れるため長時間の利用は向かない
それぞれ説明します。
狭い空間が思った以上に集中できる
いきなり防音性に関する話ではないのですが、この手狭な感じと余計なものが目に入らない空間がやけに集中力を誘います。
手狭感はどうしても感じますが、、
シンプルなのがやっぱり一番です。
最近だとオフィスに設置している企業も増えていますが、よく駅で見かけるテレキューブに感覚が似ています。
中にしっかり入れば結構防音できる
これは防音効果の比較動画からもわかりますが、頭を奥まで突っ込まないで手前の方に留まると防音効果は弱まります。
ボイスシャットはかぶってこそ、真価を発揮します。
身体が疲れるため長時間の利用は向かない
狭い空間である程度固定された姿勢で利用することになるため、あまり長時間の利用には向きません。
体感、6時間ほど集中して仕事をしていたらいつもより疲れた気がします。
本当に静かに集中したい時間に限定して利用するのが良いと思います。
その他の防音対策
快適なテレワーク環境を手に入れるための手段をいくつかご紹介します。
高額だったり、DIYの手間がかかったりと、どれも私には合いませんでした。
自宅に防音ブースを設置する
防音ブースと言ってもこちらも段ボールがメインの素材となっております。
身体ごとブースの中に入れるのでさらに防音性は期待できますが、お値段が気になるところ。ボイスシャットの約10倍の金額です。
防音BOXを完全自作する
この方のように私も器用になりたい人生だった。
そう思いながら、眺めているだけで私はポチってしまいました。
材料費の総額は6,000円台ということでボイスシャットの約1/3〜1/4という安さで作れてしまうそう。本当にすごいなぁ。
まとめ
家で手軽に声を出したい人にはボイスシャットはおすすめです。
置き場所さえ確保することができれば、買っても損することはないと思います。
いつか防音室を夢見るそんなあなたは買ってみると少しは夢が広がるかも。