この記事は「オカン はてな wordpress」で検索すると辿り着けます!
2022年にブログを書くならWordPressが良いって聞くわ。なぜはてなブログで運営する人がいるのかしら?
はてなブログの特徴を知らない人が多いんだよ。特に『ブログにあまり時間が割けない忙しい人』や『SNSでの情報発信に慣れてない人』にはてなブログはおすすめだよ。
本記事では「はてなブログとWordPress(ワードプレス)の違い」を中心に紹介。
特にWordPressではなく「はてなブログ」を選んだ場合に得られるメリットを知ることができます。ちなみに僕はWordPressからはてなブログに戻ってきました。
- はてなブログを選択肢に入れたことがない初心者ブロガー
- WordPressでアクセス数が思うように増えない初心者ブロガー
- これからブログを始める駆け出しブロガー
- はじめに
- はてなブログはこんな人におすすめ
- はてなブログの強み
- WordPressの強み
- 僕がはてなブログを選ぶ理由
- はてなブロガーがはてなブログを選ぶ理由
- はてなブログのデメリットと対策
- 結局どっちがいいの?
- はてなブログとWordPressの違いまとめ
- これからもはてなブログを使い続けます
- 予備知識:はてなブログProと無料版の違い
はじめに
これだけは言わせてください!
ブログを始めようとしている人に対して、盲目的にWordPressを使ったブログの作成・運営の方法を紹介し、WordPress以外の選択肢を与えない人が多いです。
WordPressブログ以外にもたくさんのブログサービスがあります。
これらのサービスが生き残っているのには、それなりの理由があります。特に使うサービスによって発生するリスクやデメリットとなる部分を知ったうえで、自分にあったブログ運営をしてもらいたいです。
はてなブログはこんな人におすすめ
「はてなブログ」をおすすめする人を紹介していきます。
ちなみにブログ収入を得るならはてなブログProがおすすめです。
インターネット初心者な人
パソコンにあまり慣れてない人やスマホでのSNSに慣れていない人におすすめ!
Twitterのブロガーさんたちの雰囲気が怖いのよ。もっと穏やかなものかと思ってたわ
はてなブログならインターネット初心者のコミュニティがあるよ!
WordPressブログとちがって、はてなブログは収益を目的にしていないブロガーや純粋に記事を書くことを楽しんでいる人が多いです。
優しいブロガーや気の合う人とインターネットで知り合い、まずは自分を中心とした輪を作ることから慣れるのがおすすめです。
Wordpressでアクセス数がなく心が折れかけている人
WordpressでブログをはじめたけどPV数が月に3桁くらいしかいかない。こんな人におすすめ!
インフルエンサーになりたいわけじゃないけど誰にも読まれないのはツライわ
はてなブログならすぐにアクセスもらえるよ!
はてなブログはブログに特化したサービスなので、ブロガーを応援する仕組みがたくさん用意されています。
ブログの運営にはモチベーションを維持し続けることが必須条件になってきます。この点に自信がない方は、はてなに頼ると良いです。
忙しくてブログに使える時間があまりない人
子育てや仕事で時間がなく、ブログ運営のためのまとまった時間を確保できないかも…こんな人におすすめ!
セキュリティリスク?何のこと?ブログを作ったらあとは好きな時に記事を書けば良いんじゃないの?
ブログ運営にはブログの管理が必要。はてなブログなら記事を書くことに専念できるよ!
WordPressでブログ構築するのであれば、多少のITリテラシー(ITの知識)が必要です。
また、サイトを責任持って管理していく時間が必要です。
- ブログ運営が続くかどうか分からない
- 途中でやめちゃうかもしれない
このような状況の方には、いつでも完全にやめることができるはてなブログをオススメします。
エンジニアな人
これがはてなブログの面白い所で、インターネット初心者とは対照的であるエンジニア経験がある人にもおすすめです。かなり楽しめます。
反対に、ある程度知識がついてきたパソコンの中級者な人はWordpressの方が楽しめるかも。
自由度が高いカスタマイズを楽しむならはてなブログが良いよ
ここからははてなブログの強みをひとつずつ詳細に解説していきます。
はてなブログの強み
はてなユーザー限定の機能が強力
はてなブロガー限定の2つの機能について、Twitterと比較して紹介します。
はてなスター
みなさんも一度はこんな星を見かけたことがあると思います。
これは「はてなスター」と言ってはてなブログ会員のみがつけられる「いいね」のようなものです。
はてなブログ会員はこのスターを送りあうことによって、コミュニケーションをとっています。
はてなスターのすごい所は、スターのアイコンを押すとスターの送り主のブログにアクセスするという点です。
基本行動として、はてなブロガーはスターをもらったらスターをお返しに行きます。
なので、スターを送ると高確率でブログへのアクセスとして返ってきます。
Twitterではプロフィールまで来てもらえてもブログのリンクまで押してくれることはそう多くはありません。
読者登録
もう一つのおすすめの機能は、「読者登録」です。
読者登録とは、Twitterの「フォロー」と同じでフォローした人の新着記事投稿の情報が確認できるようになります。
Twitterと大きく違うのは、読者が全員ブロガーであることです。読者登録機能は、はてなブログを利用している会員しか利用できないためです。
これだけで、記事を読んでもらえる確率が格段に上がります。
このPV獲得ができるという点は、はてなブログ特有の大きなメリットと言えます。特に、ブログ初心者のモチベーション維持と相性が良いです。
\はてなブログProを試してみる!/
コミュニティの雰囲気が穏やか
これは僕の主観ですが、はてなブログをやられている方からいただくコメントはどれも礼儀正しく丁寧なものばかりです。
これだけ幅広い年齢層に広まったインターネットで「役に立ちました」「ありがとうございます」など当たり前の言葉を当たり前に言ってもらえるのって、すごく価値があると思っています。
僕のブログのコメント欄から抜粋です。
こんなこと言われたらモチベーションを維持できちゃいます。
はてなブログのブログだけが参加できる「はてなブログ グループ」と言うサービスからいくつかのブログを見てみてください。非常識な人、無礼な人が本当に少ないと感じますよ。
はてながセキュリティを保証してくれる
この点を甘く見ている人が多いです。
WordPressが狙われていることを知っていますか?理由は、WordPressを使うサイトが本当に多いからです。パソコンのOSに例えると、一時期シェアを独占していた「Windows」が犯罪者たちに狙われていたことは有名ですよね。
日本国内のCMS(簡単に言うとホームページ作成ツールのようなもの)の占める割合です。WordPressのシェア率は、2022年時点でなんと8割を占めています。
https://w3techs.com/technologies/segmentation/cl-ja-/content_management
そのため、WordPressは純粋に狙われやすいのです。そのことを知らずにセキュリティ対策を特に考えていない人が多いのが現状です。
WordPressはみんなが使ってるっていう理由で安心してた…
何それ怖い…と思ったあなたは、一度セキュリティ対策について学んでいただいた方が良いかもしれません。
その面、はてなブログはセキュリティ面の対応をはてなの運営が保証(最新の情報を収集・設定など)してくれます。
参考サイト:WordPressの脆弱性によるWebサイト改ざん事件まとめ
オリジナルデザインが誰ともかぶらない
多くのブログがWordPressで構築されています。そのためはてなブログというだけで他のブログとかぶることが減ります。
それだけでなく、はてなブログはカスタマイズをおもいっきり楽しめます。
はてなブログは、はてなが管理している領域(システム領域と言われる部分)はカスタマイズできません。それを逆手に取ると、触って良い部分はおもいっきりカスタマイズをできるということです。
反対にWordPressは、システム領域もデザイン領域も関係なく、ほぼすべての領域を触ることができてしまいます。
下手するとページが表示できなくなったりするリスクがあるため、WordPressを独自カスタマイズする人は多くはありません。
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WordPressの強み
初心者でもデザインのカスタマイズが簡単にできる
Wordpressのブロックエディタが多機能で強力です。
たとえば「表」の作成。はてなブログだと以下の3ステップが必要です。
- Excelで表を作成、コピー
- はてなのエディタに貼り付け
- CSSで微調整
Excelを開いたり、はてなブログの管理画面から複数の箇所を修正していくことになります。
一方、Wordpressのブロックエディタ(グーテンベルグ)では、エディタの画面から表を作成することができます。
デザインの変更もワンクリックです。これはズルい。笑
トレンドのデザインテーマを使える
Wordpressはデザインテーマを導入することでWebデザインの最先端のトレンドを抑えたページを実現することが可能です。
最近だとブログと言うよりもWebサイトと呼んだ方が相応しいと感じるような美しいデザインテーマが流行っています。
美しいWordpressテーマの代表例
使用しているテーマをアフィリエイトで売ることができる
デザインテーマの中には利用者限定で、アフィリエイトが許可されているテーマがあります。
たとえば大人気テーマの【SWELL】を利用している方で、2020年後半頃から「このサイトのテーマはこちら」とバナーを1つ貼っておくだけで成果が発生したと言う話をよく目にするようになりました。
ライティングに力が足りていなくてもデザインだけで売れてしまうので、特に初心者には有効な手です。
はてなブログでもテーマ売りたい…
利用者が多いからインターネット上の情報が充実している
WorpPressは世界中で愛されています。国産テーマの利用者も膨大な人数になります。
代表的なデザインテーマ「テーマ名(SWELL) カスタマイズ」のように検索すると かなりの数の しかもしっかりアップデートされた情報が一気に入手できます。
CocoonやSWELLといった人気テーマではフォーラム(質問掲示板)が用意されており、そこから過去の質問を見返すだけでほとんどの悩みが解決できてしまうほどです。
やはり利用者が多いというのは情報の鮮度を保つ上では非常に大事な要素になってきます。
僕がはてなブログを選ぶ理由
オカンTECHも実はWordPressでブログ運営していた時期がありました。
僕の場合、最終的にははてなブログで運営していくことを決めていたので、計画的にあえて「WordPressに乗換えてはてなブログに戻って」きました。
WordPressで運営していた頃のキャプチャが一枚だけ残ってました。テーマはCocoonを使っていました。懐かしいです。
当時、綿密に立てて実行したブログ移行計画(結構頑張った)は、以下の記事にまとめています。興味がある方はどうぞ。
はてな関連サービスからのアクセス
オカンTECHのアクセスを分析すると、Googleから検索して辿り着いてもらう「検索流入」が多いです。
しかしながら「はてなブログ グループ」などのはてな関連グループからのアクセスもあなどれません。
はてなスターやコメント欄でマメにはてなブロガーとコミュニケーションをとっている方だと、検索流入よりもはてなからのアクセスの方が多いくらいです。
また、少し専門的な話になりますが、はてな関連サービスからのリンクは被リンクになります。
はてなブロググループでは、3つのカテゴリにブログを登録することができますが、なんとすべてのカテゴリから強力な被リンクをもらっています。
はてな関連サービス、なめないほうが良いです。
はてなのサービスの保守性の高さ
サイト(ブログ)の保守をはてながやってくれるのは、僕がはてなブログで一番メリットだと感じている点です。
これは、僕がエンジニアという職業だからこそ知っていることかもしれません。
たとえばサイトに重大な欠陥が見つかった場合に即時対応が必要となることがあります。
例:WordPressにセキュリティホールが見つかり、すぐに対応しないとすべてのページを改ざんされてしまう。等
この時に、WordPressなど自分でブログサービスを構築していた場合、すべての対応を即座に自分自身で行わないといけません。
問題発生時の対応をはてなにお任せできるというのは、大きなメリットだと感じます。
また、個人的には問題発生時のサービス停止時間は最小限に抑えるべきと思っています。
大手レンタルサーバであれば、サーバダウンの心配は少ないとは思いますが、仮にブログのトップページが開かない!となった時に原因特定、対処を個人でなく「はてなのプロエンジニア」が対応してくれるのは、安心です。
純日本製のブログサービス
日本の企業が運営する会社だけあって、日本語を大切にしている点など 日本の「美」に対するこだわりを感じることがあります。
この社風というかコンセプトや雰囲気が好きです。
そういう温かさに惹かれてフレンドリーなユーザが登録しているのかもしれないです。
エンジニアが書くはてなブログ記事への憧れ
ブログでの収益化を知ったきっかけが、会社の部下が仕事中に「お、また売れた」とAmazonアソシエイトのメールを見せてくれたのがきっかけでした。
その部下が使っていたのがはてなブログでした(笑)
当時のはてなブログとの関わりはそれだけでなく、エンジニアの新人の頃にははてなブログの記事によくお世話になっていました。
今では技術ネタの豊富さでは、Qiitaなどのサービスの方が優勢かもしれませんが、10年前ははてなブログ一択でした。
いつか自分もWebを通じて誰かに役に立ちたいと思っていました。
ブログのプラットフォームにWordpressではなくはてなブログを選んだ理由はエンジニアだからなのかな👨💻
— おかぺー🙋🏻♀️オカンのIT力向上 (@DemoOkan) January 25, 2021
SE業務を経験する中で新人の頃(10年前)技術的な情報を引っ張り出すときに目にしてたのはやっぱりはてなブログだった(と思う)んですよね。
シンプルなロゴも好きです☺️#ブログ書け#はてなブログ pic.twitter.com/qgW8MiLqIe
\はてなブログProを試してみる!/
はてなブロガーがはてなブログを選ぶ理由
『猫と暮らす家』を運営するはなとも@猫ブログ (@nekonohanachan1)さんは「はてな→WordPress→はてな」の道を選び【はてな出戻り】を経験されています。
はてなブログ帰還記事に本音ベースのはてなブログの魅力が綴られていましたので、紹介します。
- メンテナンスの手間が掛からない
- はてなの横のつながりが魅力
- 単純にブログを楽しみたい
どれも「うんうん」と頷いてしまいます。
また、はてなとWordPressの両方の運営経験があるからこそ、この違いに気づけたのだと思います。
はてなからWordPressに記事移行の経験があるため、その逆の道を辿る大変さをわかっていても決断するだけの魅力があり、はなともさんはその魅力に気づいているんだと思います。
詳細は、『猫と暮らす家』の以下記事をご覧ください。
ワードプレスからはてなブログへ戻ってまいりました! - 猫と暮らす家
はてなブログのデメリットと対策
ここまではてなブログを褒めたたえてきましたが、特にWordPressと比較した時にはてなが不利だなと感じる点を紹介します。
運営にブログを停止・削除されるリスク
利用規約を守っていないなど、運営に嫌われてしまうと該当の記事の削除や、ひどい場合だとブログアカウントの停止・削除となるリスクがあります。
僕がとっている対策は、そもそも消される記事を書かないように規約類によく目を通しています。
それでも不適切と判断された時に備えて、記事データとそれぞれのデザインカスタマイズデータはバックアップを取っています。
簡易的にローカル(自分のパソコン)に保存しているだけですが、何かしらの修正をする時は必ずバックアップをとるようにしています。
また、万が一消されてしまった時も、WordPressへの移行の手順は事前に確認しておけるとベストです。
アカウント削除はかなり珍しいケースですが、備えあれば憂いなしです。
WordPressと比べてデザインがダサイ
はてなブログのデフォルトのデザインは、たしかにあまりオシャレではありません。特にスマホ表示は時代を感じてしまいます。
しかし、そこは技術の力でどうにでもなります。
僕の場合、ブログのデザインには個性を出したかったので、カスタマイズをしないとダサさが際立ってしまう「はてなブログ」はむしろ好都合でした。
15年振りくらいにCSS/HTML(広い意味でのプログラミング言語のこと)に向き合い、ブログのデザインをカスタマイズすることで、とても勉強になりました。
また、Webサイトの構成を考えるのに時間を忘れるほど没頭するのは、中学生の頃からまったく変わりませんでした。ものすごく楽しいです。
ブログをきっかけにWebの世界に興味を持ったのであれば、CSSやHTMLの勉強をするのも楽しいと思います。立派なプログラミング言語ですし、ブログからスクリプト言語の習得を目指す人も多いみたいです。
アドセンス審査との相性が悪い
一般的にはてなブログはGoogleアドセンス審査との相性が良くないと言われています。
実際、僕もはてなブログで18回の不合格を受けてWordPressに切り替え、審査通過後に再びはてなに戻ってきています。
>>はてなブログでアドセンス合格するために実際にやった力技(費用は200~800円くらい) - オカンTECH (okan-tech.com)
僕自身がこれだけのことをしておいて説得力がないかもしれませんが、審査で迷子になるくらいなら、アドセンス審査はやめておいた方が良いと今は思います。
トレンドブログなどで大量にPVを獲得するブログでもない限り、Googleアドセンスは非常に非効率だと考えます。僕もアドセンスの初回振込まで到達したら、全記事からアドセンス広告を外す予定です。
これは、ブログ運営4か月前にアドセンス審査に合格したため、6か月間のアドセンス収益の合計金額です。
千円単位のカンマはどうにか入っていますが、まだ初回の支払いがないくらいの収益額です。※画像はいくらでも偽造できてしまうので、参考程度にしてください。
また、アドセンスは1円でも発生するとモチベーションこそ上がりますが、本当にそこに喜びを見出すべきかと言うと、僕は違うと思います。
画像:アドセンスのアンカー広告(ページ単位の広告)をWordPressに追加する方法 | ブログ部 (ebloger.net)
特に上のようなオーバーレイ広告でクリックされて収益が入ったとしても、それは本当に喜んでいいことなのか。よく考えてみると良いと思います。
現代においては、初心者ブロガーにとってアドセンス審査は登竜門ではなく「遠回り」になっているだけだと感じます。
ブログと同じドメインで別のサービスを運用できない
ブログの少し専門的なSEOの話になります。被リンク獲得手法のひとつであるサブディレクトリを使ったサービス運用ができません。
WordPressを使ったブログ運営は、基本的にレンタルサーバを1台借りて、サーバに独自ドメインを紐づけます。
このサーバ内のWordPressを設置しているのとは別のディレクトリ階層にブログ以外のサービスを設置し、ドメインの被リンクを獲得するという手法です。
たとえば、無料ツールの配布ページを設置したりします。個人的にはTwitterでの占いなども相性が良いと思っています。
しかし、残念ながらこういった使い方は、はてなブログではできません。正直悔しいです。
もし、ブログと同じドメインでブログとは別のサービスを運用しようと考えている場合は要注意です。
ちなみにこの被リンク対策アイデアは、なかじ / 中島大介 (@ds_nakajima)さんのYouTube動画で紹介されていました。
他の被リンク獲得方法も参考になります。
結局どっちがいいの?
- インターネット初心者
- SNS発信に慣れていない
- 忙しくてブログに使える時間があまりない
最初に紹介したこのような方には、はてなブログをおすすめします。
僕は、3つ目のブログに使える時間が少ないに該当するので、はてなブログで運営しています。
どれにも当てはまらない方は、Xサーバー やConoHa WING と言った定番のレンタルサーバを利用し、WordPressブログを開設するのが無難です。
お金をかけずにWordPressブログを運営したい方は、少し難易度が上がりますが、無料サーバXREAを使う方法もあります。
Xreaを使ったWordPressブログの立ち上げ手順は以下の記事で紹介しています。
>>【無料サーバ】WordPressブログを年間500円以内で始める手順を解説【ドメイン代のみ】 - オカンTECH
WordPressブログとの並走運営という選択肢
すでにWordPressでブログを立ち上げている方は、せっかくかわいがってしまったブログを捨ててしまうのがもったいないと感じる人もいると思います。
おすすめは、はてなブログもWordPressもどちらも運営することです。
はてなブログでサブブログを作成し、まずは見られるブログを経験してみましょう。そこまでしてでも「見られるブログ」を勧めるのは、ある程度のアクセス数がないとそもそも分析ができないからです。
ブログ運営に面白さを見いだせない人はここでつまずいていることが多いです。
ブログをある程度の人数に見られるようになると、記事によっては面白いくらいの反応が返ってきます。
たとえば、思い付きで書いた記事にはてなスターが大量についたり、感謝のコメントをコメント欄にもらえたりします。
TwitterなどのSNSでよく言われるバズりに近い現象が起き始めます。
逆に、数日かけて執筆した記事が誰にも読まれないこともあります。この反応を繰り返し経験し、感覚を研ぎ澄ましていくことがブログの面白さだと思います。
並走運営のメリット
これまでに運営していたWordPressブログから「はてなブログ」に外部リンクを張ることで被リンクを獲得することができます。
反対に「はてなブログ」からWordPressブログにリンクを張ることもでき、相乗効果が見込めます。「はてなブログ」は先に紹介した通り、さまざまな「はてな」のサービスから被リンクをもらえているため、始めたばかりでもそれなりのドメインパワーを持っています。
当ブログの10か月時点のドメインパワーです。それなりのスコアが出ていると思います。
並走運営のよくある勘違い
よく複数ブログの運営はおすすめしないと言われますが、その理由は「成功体験をする前にあきらめ癖がついてしまうから」だと言われることが多いです。
しかし、今のまま継続していても自然にアクセスが集まる可能性は高くないでしょう。だったら、アクセスを集めやすい新ブログを立ち上げ、そちらで成功体験を積んでいけば良いです。
ちなみにはてなブロガーには、お世辞にもオシャレとは言えないデザイン(失礼)のブログで月間数10~100万アクセスを稼いでいる人も普通にいます。
WordPressできれいなデザインを作っていたあの時間は何だったんだろう。と思うことも多いです。(デザインにこだわることを否定しているわけではありません。僕も時間があればデザインに全力を注ぎ込みたいです。ただ、時間がないんです。。)
普段からWordPressブログを見ているブロガーは新たな世界を知れると思います。
\はてなブログProを試してみる!/
はてなブログとWordPressの違いまとめ
2つのサービスの記事で紹介してきた特徴を一覧にしました。スマホ表示から見ている方で横が見切れている場合、表をスクロールしてください。
比較項目/サービス名 | はてなブログPro |
WordPress |
---|---|---|
アクセス数の増やしやすさ | ◎ 関連サービスから簡単に集客可能 |
△ 自分に合ったSNS等を探す必要あり |
書き始めまでのスピード | ◎ 即日開始可能 |
△ 2〜3日かかることも |
デザインカスタマイズ難易度 | △ プログラミング言語を読む根気が必要 |
◎ ボタンぽちぽち |
オペミスへの安全性 | ◎ 編集箇所が限られてる |
△ どこでも自由に編集できる |
保守性 | ◎ はてなが保証 |
△ 自分が保証 |
アドセンス審査 | △ 長い目で見た方が良い |
◎ 審査との相性抜群 |
ちなみに「はてなブログ」とWordPressを比較する時に料金面の比較をされる方が多いですが、無料レンタルサーバを利用すればWordPressのほうが安く済むこともあります。
僕が以前、アドセンス審査のためにWordPressを運営していたときには無料のレンタルサーバを使っていました。
無料サーバXREAを使ったWordPressブログの立ち上げは以下の記事で紹介しています。
>>【無料サーバ】WordPressブログを年間500円以内で始める手順を解説【ドメイン代のみ】 - オカンTECH
これからもはてなブログを使い続けます
長々とはてなブログへの愛を語ってきました。
僕は「ブログの収益化」「自分の得意なことで個人の役に立つ」「エンジニアとしてのプライドは守る」この三つを掲げてブログ運営をはじめました。
ブログ運営10か月時点で「収益」は5桁とまずまず稼げている方だと思っています。Twitterでは「はてなブログ」の収益報告をしている方は少ないのですが、ググると結構出てきます。
「個人の役に立つ」という点では、本業(ITコンサルタント兼エンジニア)ではまず触れ合うことのないIT初心者の方と1対1のやり取りができて、幸いにも「ありがとう」と言ってもらうことができています。(コメントやTwitterで質問をくれる方は、はてなブロガーの方はやはり多い印象です)
そしてエンジニアとしての「プライド」は、はてなブログを使うことで謎の玄人感(?)を出すことができていると思います(笑)だってやっぱり圧倒的マイノリティだもん。
はてなブログのそんなところが好きです。
今後もはてなブロガーの方を見つけたら、積極的に交流させてもらおうと思います。(WordPressのみなさんも大好きですからね!どっちでもいけます。笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。
予備知識:はてなブログProと無料版の違い
最初にもお伝えしましたが、ブログ収入を得るのであればはてなブログProを強くおすすめします。他にもPro版のメリットはありますが、ブログ収入に直結する2点に絞ってご紹介します。
独自ドメインが利用できる
はてなブログProを使用するうえで、最大のメリットは独自ドメイン(ブログに好きなURLを設定できる)を使用できることです。
ブログのモチベーション維持、SEO対策などの効果もありますが、最も有効な使い方は、はてなブログの都合でブログが消えてしまった時の保険として使用します。
少し難しい話をします。
無料はてなブログの場合、サブドメインと呼ばれるURLでブログを運営することになります。
無料はてなブログの例:https://beaber.hatenablog.com/
「hatenablog」という単語が入っていることから分かるように、このサブドメインははてなブログのものです。
一方、独自ドメインの場合、自由なURLをブログに設定することができます。
独自ドメインの例:https://www.okan-tech.com/
独自ドメインの場合、まずドメインを所有しているのは、はてなでなく「あなた」になります。
たとえば何らかの理由ではてなブログに記事やブログを削除されたとしても、独自ドメインのURLにSEOの評価が残り続けます。
その場合、WordPressや他のブログサービスに独自ドメインを割り当ててあげることで、ブログ運営を再開することができます。
せっかく積み上げてきたSEO評価がリセットされてしまうのはもったいないですし、何よりも大切にしてきたブログが消えてしまうのは、とても立ち直れることではありません。
独自ドメインは以下で取得できますよ。
はてなの広告が消せる
たとえば、ページの上部にあるこのバーは無料版では非表示にすることはできません。
この他にも無料版では、バナー広告(スポンサーサイトのリンク)が複数挿入されます。
ブログ収入を目的にしたページであれば、読み手に狙ったリンクをクリックしてもらうため、外部にアクセスする恐れのあるリンクは1つでも減らした方が良いです。
はてなブログProは、これらの広告をすべて非表示にすることができます。
\はてなブログProを試してみる!/